濃厚な欲の香りが立ち込める。
空気が重い。
絡め取るように全身に纏わり付き、アバンの身体を押し退けようとする腕さえも重く感じる。
だからだ。
易々と侵入を許してしまうのは。
今日は何もしないはずだったのに、結局流されてしまう自分がほとほと嫌になる。
「せん、せぇ……!」
いやいや。
「あ……! ッは……!」
いやなの。
「い……ゃ……!」
深く押し進めた腰をそのまま密着させ、アバンは重ね合わせた上半身だけを少し起こす。
そして細かくかぶりを振るの頬に手を滑らせる。
「イイ子だから……怖がらないで……ね?」
怖い?
ああ、そう。
私は怖かったのだ。
こんな頻度でしていたら、そのうち飽きられてしまいそうで、怖かった。
見知らぬ自分に変わってしまいそうで、怖かった。
快楽に、貴方に、息が出来ぬほど溺れてしまいそうで、怖かった。
初めてここで絡みを描いた……
コレ、むっさ恥ずかしいですね……^^;
何となく小話を一つ付けてみました。
わけ わか らん♪
2007.1.27
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